中国衛生省は2日、中国政府を代表して「農村医療保障制度を全面的に推し進め、2010年には農村医療保障制度が農村部住民をカバーできるようにする」と約束しました。
北京で開かれていた中国衛生省とWHO・世界保健機関の共催による中国農村部衛生保健発展国際シンポジウムが2日、閉幕しました。中国衛生省は席上、中国政府を代表して「政府が主導し、公共財政が支援し、住民が参加するという資金調達のメカニズムを構築する。また、経済の発展にしたがって、保障のレベルを高めるとともに、貧しい人々を対象とする農村地区の医療扶助制度を整備して、衛生保健問題を改善する」と約束しました。
中国政府は「政府が農村部の衛生分野に対する資金投入を拡大し、全国農村部の県、郷、村の3つのレベルをカバーする医療衛生サービスのシステムを構築する」と約束しています。
また中国衛生省は中国政府を代表して「北京アピール」を発表し、この中で「農村及び辺境地域の衛生事業の発展を重視し、初歩的な衛生保健サービスネットを構築することや農村医療保障制度を整備すること、それに国際交流と協力を強化すること」を明らかにしました。(11/03 翻訳:Yin)
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