中国の呉儀副首相は「農村部の合作医療制度の普及を全面的に推進し、今年、全国の8割以上の市や県で実施していく」と述べました。
これは呉儀副首相が22日と23日の両日西安で開かれた2007年中国新型農村合作医療活動会議で述べたものです。呉儀副首相はその中で、「この医療合作制度を全国の農村地区で普及していくことに努力しなければならない」と述べました。
この新しい農村合作医療制度は農民が自由に加入できる医療保障措置です。農民が20%、政府が80%の出資を行ってつくる医療基金で、加入者は一部分の医療費を受け取ることが出来ます。この医療制度は2003年にスタートし、去年までに、全国農業人口の45%以上を占める4億600万人の農民がこの基金に加入しました。(翻訳:董燕華)
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