北京市民が29年間使ってきた北京地下鉄定期券が11月1日、正式に廃止された。これまでの思い出として、定期券を大切に保存する市民も多いようだ。「新京報」が伝えた。
地下鉄運営会社の職員は10月31日、「まだ10数万人の乗客が定期券を使用している」と述べた。地下鉄定期券の廃止後も、所有者は定期券をICカードとしてチャージ使用することが可能という。
北京地下鉄定期券の歴史
・1978年12月1日:北京市、電車・バス・地下鉄の共通定期券の発行を開始。定期券料金は1カ月分10元。
・1991年1月1日:北京地下鉄の乗車券が0.5元に、地下鉄・公共交通の定期券料金が18元に改定。
・1999年12月10日:北京地下鉄の乗車券、3元に改定。
・2003年8月15日:北京地下鉄、新型定期券へ更新、同年9月1日から新型紙製定期券の使用を開始。
・2006年4月16日:地下鉄1、2号線で紙製の地下鉄専用定期券および公共交通共通定期券を廃止。(編集KM)
「人民網日本語版」
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