中国銀行株式有限公司は30日、今年第1ー第3四半期(1ー9月)の営業成績を発表した。それによると9月末現在、同行の資産規模は6兆元を突破し、前年末比12.91%増加した。営業利益は749億7600万元で前年同期比37.01%増加し、税引き後配当は454億7400万元(同40.10%増)、株価収益率は0.18%(同28.57%増)だった。
中国銀行は融資の件数・金額を中心とした伝統的成長モデルから、中間業務の発展に力を入れるモデルへと移行しつつある。商業銀行、投資銀行、保険業務の3業務を同時に取り扱い、業務構造や収入源の多様化をはかっている。今年1ー9月には国内行の代理業務、銀行カード業務、決算・精算業務、信用引き受けなどの業務を急成長させ、ファンドの代理販売・委託管理業務による収入は同795%、企業の中間業務関連の収入は同288%増加した。
今年9月末現在、中国銀行は米国のサブプライムローン債権を74億5100万ドル、関連の債券を4億9600万ドル保有しており、証券投資総額に占める割合はサブプライム債券が2.86%、関連債券が0.19%に上る。両債券への投資残高は6月末より17億ドル減少した。(編集KS)「人民網日本語版」より
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