中国の黄菊副首相は21日、上海で、「中国経済の持続的な発展や、金融市場の一層の開放と金融監督管理の健全化につれて、中国の銀行と外資系銀行の協力は豊かな成果を収めるにちがいない」と述べました。
これは、黄菊副首相がオーストラリアのオーストラリア・ニュージーランド銀行のグーデ取締役会長と会見した際、述べたものです。
黄菊副首相はこの中で、「今年の12月11日、中国銀行業がWTO・世界貿易機関加盟の過渡期が終了する。その時になると、外資系銀行は承諾の上で国民待遇を享受できる。WTO加盟の承諾を履行するため、中国政府はこのほど、新しい外資系銀行管理条例を制定し、実施した。これは、中国銀行業の全面的対外開放の重要な一歩で、外資系銀行の中国での業務により多く、より便利な条件を提供するだろう」と述べました。
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