中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
湖南省環境保護局局長、洞庭湖汚水処理の状況を紹介
   2007-10-17 13:01:57    cri

 中国共産党第17回全国代表大会が15日開幕しました。その日私は人民大会堂で、開幕式に出席する代表たちを取材しました。

 そのうち湖南省環境保護局の蒋益民局長が洞庭湖の水質汚染の改善状況について紹介してくれました。「洞庭湖は中国で二番目に大きい湖です。かつて水がきれいなことで知られていた洞庭湖も、工場用水や生活汚水で水質汚染が進みました。去年湖南省政府は洞庭湖沿岸の234の製紙工場を閉鎖しました。その結果、洞庭湖の水質に大きな変化が現れ、前よりだいぶ綺麗になりました」と述べました。

 製紙工場を閉鎖したことは、経済発展に影響をもたらすに違いないです。湖南省が環境保護を経済発展より優先する理由について、蒋局長は「経済が発展したにもかかわらず、人々の生活の質は依然として低い。234の製紙工場を閉鎖する前、洞庭湖沿岸の数百万の住民が湖畔に住んでいながら、飲み水がなかった。だから科学的発展理念を実行して、人を大事に考え、人々の利益を一番に考えなければならない」と述べました。

 234の製紙工場を閉鎖するのはそう簡単ではありませんでした。企業の損失を最低限に減らすため、閉鎖する日程を事前に知らせること、製紙工場が集中している県や市に補償金を出すこと、閉鎖する時は環境保護部門だけでなく、電力部門などと協力して閉鎖を徹底的に行うこと、閉鎖された工場の職員の再就職を支援することなど、いろいろな方面を考慮しなければなりません。そうしたことを綿密に実施したからこそ、今回の閉鎖活動は成功しました。

 蒋局長は最後に、「胡錦涛総書記が報告で述べているとおり、今まで、中国は経済を発展させるため、資源と環境は大きな代価を払いました。資源節約型社会、環境保護型社会の構築は我々の目標です。今後、環境保護はよりやりやすくなるでしょう」と自信を見せました。(取材:王穎穎)

関連ニュース
v 重慶市長、「三峡ダムプロジェクトは地元の環境を破壊せず」 2007-10-16 15:46:35
v 内蒙古砂漠研究所所長、日本の友人の努力に感謝 2007-10-16 13:43:28
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |