中国共産党第17回全国代表大会に出席している重慶市の王鴻挙市長は15日、北京で、「三峡ダムプロジェクトは地元の環境を悪化させていない。三峡プロジェクトにより、環境災害をもたらしたという言い方は事実に合わない」と述べました。
王鴻挙市長はまた、「現在、重慶を流れる長江の水質の『優良率』は100%に達している。重慶市の空気も非常に良い。2006年、重慶市の空気は200日間、優良となった。今年はそれが300日間に達する可能性もある」と述べました。
毎年、関係部門が発表している三峡プロジェクトの生態環境に関する観測報告によりますと、工事区域と移転した人々の居住地域の環境は全体として良好だということです。(翻訳:玉華)
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