2日間にわたって行われた武石鉄道(武漢ー石家庄)着工前の最終実地調査が11日終了した。調査をしたのは、中国国家発展改革委員会の委託を受けた中国国際工程諮詢公司の専門家チーム。中国新聞社が伝えた。
全長838キロメートルの武石鉄道は、建設中の京広鉄道(北京ー広州)の中間線区にあたり、湖北省にかかる部分は133キロメートル。京広鉄道の最高時速は350キロメートルに達する予定で、総額743億元が投じられている。北石(北京ー石家庄)線区、武広(武漢ー広州)線区はすでに工事をはじめており、未着工は武石区間を残すのみとなっている。
武石鉄道は2010年に竣工予定。完成すれば北石線区・武広線区と連結し、全長2111キロメートルの京広鉄道が全面開通を迎える。北京・広州間は現在、列車で20時間以上を要する。京広鉄道は北京から広州までを約12時間で結ぶことになるため、開通後は北京を朝出発し広州に夜到着することも可能となる。(編集MA)「人民網日本語版」より
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