中国の北京・上海間の高速鉄道の旅客便開通を担当する郎国平氏は11日北京で、「北京と上海を結ぶ高速鉄道は年内に起工し、2010年前までに敷設作業がほぼ完了する見込みだ」と明らかにしました。
北京・上海間の高速鉄道プロジェクトは、去年3月、中国国務院の許可を得て正式にスタートしたものです。この鉄道の設計速度は時速350キロで、北京、天津、上海の三つの直轄市を結び、河北省、山東省、安徽省と江蘇省など四つの省を通るものです。これらの省と直轄市は中国の経済発展の中で重要な地位を占めています。
北京・上海間の高速鉄道は投資総額1300億元余りで、中国では三峡ダムに継ぐ二番目の超大型プロジェクトです。中国鉄道省はこのほど、「北京・上海間の高速鉄道の建設は、民間資本や海外資本などによる多方面の融資を通じて行う」と明らかにしました。(翻訳:姜平)
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