アメリカの原油在庫量の急減などに影響され、国際市場の原油先物価格は11日も値上がりしています。
同じ日、ニューヨークの商品取引所では11月渡しの軽質原油先物価格が前日と比べて1バレル1.78ドル値上がりし、終値は83.08ドルでした。
また、ロンドン国際原油取引所では11月渡しの北海ブレントも1バレル1.55ドル値上りし、80.15ドルで終わりました。
アメリカエネルギー省が発表した当日の原油在庫量報告によれば、10月5日までの一週間に、アメリカの原油在庫量は170バレル少なくなったものの、アナリストの分析によれば、原油在庫量は100万バレル増えるはずだったということです。そしてアメリカの原油在庫量の急減が原油価格の値上がりを招く重要な原因となったとされています。
このほか10日には、ナイジェリア石油労働者のストライキなどに影響されて、国際市場の原油先物価格は10.04ドル値上しています。(翻訳:KH)
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