中国共産党中央対外連絡部の劉洪才副部長はこのほど、北京で、「中国共産党は世界の160あまりの国と地域の400あまりの政党や組織とさまざまな形で連絡を保っており、全方位、多ルート、多分野、そして各レベルで中国の特色ある政党外交の新しい局面が形成されつつある」と述べました。
中国共産党はより開放的な姿勢で国民と接すると同時に、同じような開放的な姿勢で世界各国の政党とも往来をしています。統計によりますと、過去5年間の間に、中国共産党との間の政党交流によって受け入れた外国の政党代表団は1000あまりとなり、そのうち、200近い訪問団は外国の政党の主要な指導者が率いた訪問団でした。
中国共産党と交流を行なっている外国の政党の中には、共産党などの左翼勢力もあれば、民族的な民主政党、社会党、労働党、保守党などもあります。
中国の総合的な国力の増強と国際社会における地位の向上に伴い、国際社会は、焦点となっている国際問題を解決するために中国の参加をますます望むようになっています。このため、中国共産党は積極的に国際問題への参加の範囲を拡大しています。特に、国連改革や気候変動問題、調和の取れた世界の構築など重大な外交活動でも、中国共産党は積極的に活動を展開しています。
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