中国交通輸送価格研究センターが9日北京交通大学で設立された。これは、中国初の交通輸送価格理論と政策を研究する学術機関だ。
国家発展改革委員会、鉄道部、交通部などの政府主管部門および科学研究機関、輸送企業の専門家と連携して、鉄道、道路、水運、空輸、パイプライン、都市レール、都市交通機関など総合的輸送価格をリアルタイムに監視、研究して、定期的に中国交通輸送価格指数を作成、発表する仕組みだ。
センターの主任、北京交通大学の李文興教授によると、交通輸送サービス価格は国民経済体系における重要な基盤的価格の一つで、石油などエネルギー価格変動の条件下、政府がどう航空券、汽車、交通機関の切符の価格制定を導くか、高速鉄道、都市間輸送など新型交通輸送価格制定の根拠が何なのか、これらの民生につながる輸送価格の焦点問題は、交通輸送企業の生産経営と管理水準、資源配分の方向性を反映する一方、一定の価格政策と企業の価格制定策略は、経済社会の発展に重要な影響を与えることになっている。
センターは、中国交通輸送価格理論・政策ハイレベルフォーラムと重大な課題の討議を定期的に組織するなどで、総合輸送の需要特徴、需要のタイプと輸送供給価格柔軟性、輸送価格連動メカニズムなどの問題をめぐって、学術研究と交流をし、政府職能部門の画策に政策的根拠を提供し、中国鉄道、道路、水運、空輸、パイプライン、都市レール、都市交通機関など総合的交通価格理論の発展を促す。(新華社)
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