ポーランドを訪問中のEU・欧州連合のポタリング欧州議会議長は5日ワルシャワで、「アメリカがポーランドとチェコにミサイル防衛基地を配備することは、NATO・北大西洋条約機構とEUによって決められるべきだ」との考えを示しました。
ポタリング議長はこの日に行われた記者会見で、「ミサイル防衛システムの配備問題は、アメリカと、ポーランド、チェコとのそれぞれの2国間問題ではなく、NATOとEUの共通の問題である」と述べました。
ポタリング議長はまた、「ポーランドとチェコが一旦、脅威に直面すれば、EUの各加盟国もその影響を受けることになる。このため、ポーランドとチェコにミサイル防衛基地を配備する問題は、NATOとEUのレベルで解決すべきだ」と語りました。(翻訳:洋)
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