朝鮮のチェスホン(崔守憲)外務次官は2日、国連の一般討論で演説を行い、アメリカと日本が着実な措置を取り、朝鮮への敵対政策を放棄するよう呼びかけました。
チェスホン外務次官は、「アメリカの朝鮮への敵意は朝鮮半島の緊迫した情勢を引き起こした主な原因で、朝鮮半島の非核化では、ただ朝鮮側が一方的に放棄するものではなく、アメリカ側の朝鮮への敵対政策を中止し、朝鮮半島及びその周辺地区の全ての核脅威を取り除くことによって実現すべきだ」とした上で、日本にはその侵略の歴史を徹底的に清算し、友好と平和の道を歩んでいくよう呼びかけました
これはチェスホン外務次官が中国、ドイツ、ロシア三国記者の取材に応じた際、述べたものです。チェスホン外務次官は更に、朝鮮への敵視政策を放棄し、核脅威をやめ、朝鮮との国交正常化を実現するよう改めて、メリカ側に呼びかけました。
チェスホン外務次官はまた、「アメリカがこれらの要求を取り入れれば、六カ国協議は一層大きな進展を遂げるだろう」と述べました。
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