中国国務院は30日、北京の人民大会堂で、中華人民共和国建国58周年を祝うレセプションを開きました。胡錦涛国家主席を含む国家指導者や国の内外から1500人あまりが出席しました。
温家宝首相が挨拶に立ち、「中国は改革開放を始めてから、総合的な国力が大いに上昇し、人民の生活レベルも著しく改善された。そして、都市も農村も日々様相を新たにし、国際的な地位も上がっている。今後、中国は引き続き中国の特色ある社会主義の道を揺るぎなく歩み、改革開放を堅持していく」と述べました。
温家宝首相は、また「中国は、引き続き『一国二制度』、『香港人による香港管理』、『マカオ人によるマカオ管理』、高度自治の方針を貫いていく」と強調した上で、「祖国大陸は、多くの台湾同胞とともに、『台湾独立』といった分裂活動に反対し、祖国統一の大事業を推進していく」と述べました。
さらに、温家宝首相は、「中国は平和発展の道を歩み、互恵共栄の開放的な戦略を実施し、世界の平和を維持し、共同発展を推進していく」と改めて強調しました。
(翻訳 朱丹陽)
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