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海外、中国共産党第17回全国代表大会について論評
   2007-09-28 17:05:18    cri

 中国共産党の第17回全国代表大会が10月15日から、北京で開かれます。外国の政治家や専門家は、今回の会議は、中国の政治や経済発展に大きな影響を与えるだろうと見ています。

 パキスタン戦略研究所中国研究センターのラハマン主任は、

 「中国共産党第17回全国代表大会の開催は、重要だと思います。これは中国が勝ち取った多くの進展をわれわれが目にした上で開かれるものです。中国の改革と発展は、さらなる解釈と定義づけの段階に来ています。ですから、今は、中国の発展にとって非常に重要な段階と言えます。今回の大会は、向こう五ヵ年の発展計画の指導方針を示すと思います」と語りました。

 ナイジェリアの国際問題研究所中国問題の専門家のオチェ氏は、中国共産党について、「中国というと、土地が広大で人口が多く、かつ歴史が長い国というイメージが浮かんできます。中国共産党は、この国家の舵取り役を見事に果たしています。現在、中国共産党は、中国をいままでにない高度な発展や近代化に導いています。発展に伴う影響を把握することは、どの政党にとっても大きな課題です。しかし、中国共産党はうまく処理しています。大変成功しているとも言えるでしょう」と述べました。

 インドの国防分析研究所のパンダ研究員は、「中国共産党が指導の面で収めた主な業績は、国家の求心力を保ったことです。今後も、国家の結束や統一は主要な課題でしょう。中国共産党が世界中で経済と社会の発展のために行っている努力は、印象的です」と語りました。

 一方、中国共産党が今後の国作りと発展の中で抱える課題について、各国の政治家と学者はそれぞれの考えを示しています。

 ドイツのキリスト教民主同盟のコラエデン氏は、「中国は、経済が高度な発展を遂げているとともに、多くの問題と課題も抱えています。たとえば、高度成長と加熱の矛盾、貧富の差の拡大のほか、失業、環境保全、高齢化、全面的な社会保障体制の構築などなどです」と述べました。

 ベルギーのブリュッセル自由大学経済、社会、政治学院のグエラエツ教授は、中国は調和の取れた社会作りの道を積極的に探っているとみており、「中国共産党の指導者は良好な希望を持ち、代価の高い経済成長と人に優しい社会システムとの間でバランスを取っていると信じています」と述べました。

 フランスのアジア問題専門家のべアイロン氏は、歴史の発展から見て、中国は発展によって現出した問題を克服できるとみています。また、「私個人としては、いままでの30年間、中国共産党が国民を率いて勝ち取った成績は巨大なものだと思っています。これは、世界にも認められています。中国に、自分を証明する時間をもっと与えるべきだと思います。中国に余裕をもって、課題に立ち向かい、課題を克服させるべきだと思います」と強調しました。(翻訳 朱丹陽)

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