地球温暖化が進み、青海チベット高原の氷河が消えていくと心配されていますが、チベット自治区の波密県で40ヶ所の氷河がこのほど発見されました。これは、青海チベット高原で最大の氷河群になります。
波密県は、ヒマラヤ山脈の奥にあり、平均海抜4200メートルです。チベット自治区の関係者は、これらの多くの氷河は、中国やアジアの川の流れに大きな影響を与えていると語りました。
青海チベット高原の氷河面積は5万平方キロあり、これまでの100年間で3割縮小しました。専門家の予測によれば、今世紀の末ごろまでに気温は2度から4度上昇し、青海チベット高原の氷河の面積は現在より45%減る見込みです。(翻訳:李軼豪)
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