国務院三峡プロジェクト建設委員会は25日、「ダム周辺で行われてきた環境保全作業は一定の成果を収めた」と発表しました。
それによりますと、ダム区域と移転住民定住区域の環境は良好で、ダム区域を流れる長江主流の水質は安定し、水生と陸生の希少な動植物が保護されたということです。
三峡プロジェクトが成功するための鍵となるのは生態環境保全であり、富栄養化の防止、生活汚水とゴミ処理施設の適切な運営、工業汚染の抑制と管理監督、地質災害対策などが保全作業の主体となっています。(ジョウ)