中国の楊潔チ外相は25日、国連安保理の主催によるアフリカの平和と安全問題を検討する会議で、「和解、発展、協力をアフリカの平和を支える基本政策にすべきだ」と強調しました。
楊潔チ外相は、「アフリカが豊かな自然資源に恵まれていることは、和平の根幹になるはずで、戦乱の原因になってはならない。アフリカ連盟は成立以降、ダルフール問題やソマリア問題の解決のために大きな効果を挙げた。これは、アフリカの問題がアフリカ人によって、アフリカなりの方法で解決できることを実証した。国連安保理は、強制力を使う行動を取る場合、アフリカの意見を尊重すべきだ」と指摘しました。
楊潔チ外相はさらに、「中国は、安保理がアフリカに対して、機構の設置、情報の交流、関係者の研修と平和維持活動などでより大きな援助を行うことを支持する」との考えを示しました。(翻訳:KH)
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