中秋節(旧暦8月15日)を間近に控えると、月餅が大量に出回っている。中国香港の大通りにも路地にも菓子屋が著しいところに各種の月餅を並べている。今年の月餅の原料価格が上昇したが、香港経済の好転のため、月餅の売れ行きは昨年よりよい。
23日、香港銅鑼湾にある「美心」菓子屋は店内から店外までさまざまな月餅を並べ、買いに来た顧客が後を絶たない。「美心」集団のスポークスマンによると、大陸部の食糧、植物油等価格の上昇のため、一部の月餅の価格は上昇したが、現場から見て、人々の月餅購入の情熱に影響していない。
香港の老舗-「栄華餅家」のスポークスマン-李応権氏によると、「栄華」月餅の80%の原料は大陸部から購入される。このほど、蓮子、ナッツ、塩漬けアヒルの黄身等価格は15%~25%上昇したため、月餅のコストも10%伸びた。従って、一部の月餅の価格は10%前後引き上げされざるを得ない。しかし、近年来、香港経済の好転に伴い、市民の購買力が強まっている。「栄華」の販売高も年々上昇する。予測で、今年の販売高は10%前後成長するという。(新華社)
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