人工飼育されているパンダを野生に戻すためのパンダ繁殖・野生化研究センターが、中国四川省の成都に設置されることになり、それに関する申請書類がこのほど市政府に提出されました。
成都市パンダ繁殖研究基地によりますと、現在、パンダの増加は速く、今後5年で、その数は90頭から100頭に増える見込みです。しかし、このままパンダが集中して飼育されていけば、疫病が発生する恐れがあるといわれています。
こうした懸念を受けて、成都市周辺の自然保護区にパンダの繁殖野生化研究センターが設置されます。そこで、パンダの野生化訓練が段階的に行われるということです。(翻訳:鵬)
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