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第9回世界華商大会、中国の伝統文化を展示
   2007-09-17 15:37:35    cri

 華商とは中国人企業家のことですが、第9回世界華商大会が、日本の神戸で開かれ、開催期間中には、中国の近代と現代の書画と芸術の神髄ともいえる「呉氏三代展」や「中国現代書画巨匠9人展」、それに北京の伝統的建築芸術の美しさを紹介する四合院の門の土台石の拓本展が開かれており、各界の注目を集めています。

 世界華商組織連盟の丁楷恩主席の提唱に基づき、今回の華商大会では、中国書画の展示などの文化交流のイベントが行われました。

 丁楷恩主席はこのことについて「これまでの大会と違い、今回の世界華商大会では様々なイベントを行っています。特に、書画展や中国年イベントなどの文化交流と民間交流は、本当に意義がありました」と話していました。

 世界華商大会のメイン会場では「呉氏三代展」が注目の的となりました。この展示会では呉瀛、呉祖光、呉歓という一族三代による書画作品が展示されています。呉瀛は中国の有名な書道家と画家であり、また洋画の技法を初めて中国に導入した画家でもあります。また呉祖光は有名な学者であり、劇作家と書道家です。そして健在の呉歓さんは香港美術家協会の主席で、著名な画家として、また書道家としても活躍しています。呉歓さんは「世界華商大会は全世界の中国人を一つに結集することにとって非常に重要な意義がある。今回大会の『調和を取る』という理念は、私の作品で表現したいものです」と話した上で、「中国人の世界における勢力と理念は『調和を取る』というテーマを基にすべきである。私たちは経済活動を進めると同時に、精神的には『調和を取る』と言う理念を求めている。また、今回の展示会を通じて、中国文化が日本や世界各国により良く伝わることを期待している。華商大会のような会議をより多く開くことは、中国と世界各国との友好にプラスとなるだけでなく、中国人企業家のレベルアップにとっても有益である」と述べました。

 また、中国の書画芸術の神髄といえる「中国現代書画巨匠9人展」も多くの観客を引付けました。馮遠、呉長江など9人の中国の著名な画家の作品が展示されています。在日中の著名な画家である王徳水氏は「今回の展示会を通じて、より多くの人々に中国の伝統文化の美しさを鑑賞してもらいたい」と述べました。

 また今回展示会について、展示会の責任者呂絹女史は「中華民族の文化を世界にアピールすることは非常に意義がある。企業はビジネスを中心とするだけでなく、自分自身の企業文化を作り上げる必要がある。わたしたちは中国人として、その四・五千年の歴史と文化を世界に紹介する義務があると思う」と話していました。

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