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第9回世界華商大会が開幕
   2007-09-15 18:59:46    cri

 三日間にわたる第9回世界華商(中国人企業家)大会が15日、日本の神戸で開幕しました。

 これには日本を訪問中の中国全国政治協商会議の賈慶林議長が参加し、「交流と協力を強化し、麗しい未来を切り開こう」というテーマの講演を行いました。賈慶林議長は、その中で、中国の発展のみちのり及び対外政策を紹介したほか、中国政府の台湾問題での立場を説明しました。

 今回の華商大会のテーマは「平和・協力と共栄、世界に寄与」であり、華商大会としては史上最大規模のものです。そして33の国や地域からあわせて3600以上の華僑と華人の代表がこれに参加しています。  

 中国全国政治協商会議の賈慶林議長は、大会での講演でまず、中国の発展のみちのりについて、「中国の政府と国民は平和発展の道を歩むをことを堅持している。つまり、平和的な国際環境を求めることで自国の発展を図り、自国の発展を通じて世界平和を維持し、共同の発展を促進していく。中国の発展はいかなる人にも脅威をもたらすことはなく、世界に発展のチャンスとスペースを提供している」と述べました。

 また、中日関係について、賈慶林議長は、「中国と日本は一衣帯水の重要な隣国であり、アジアと世界で大きな影響力を持つ国である。長期的、かつ安定した中日善隣友好関係を発展させることは、両国と両国国民の根本的な利益にマッチするだけでなく、アジア、ひいては世界の平和、安定、発展にもプラスとなる」と語りました。賈慶林議長はまた、「われわれは対日友好政策を揺るぎなく実施し、日本側と共に努力し、『中日共同声 明』など3つの政治文書に基づき、交流と協力を拡大し、関連問題を適的確に処理して、中日関係の政治的、経済的、かつ社会的な基礎を固めていく。また、戦略的な互恵関係を確実に促し、両国関係の長期的で安定し、かつ前向きな発展を確保していきたい」と語りました。

 これに対し、開幕式に出席した日本の冬柴鉄三国土交通相は、「日中関係は緊密になっており、両国の互恵協力は中国経済の発展と共に強化されてきた。中国の迅速な発展は日本を含む世界各国に大きなチャンスをもたらした。新しい時代に日中両国は、アジアひいては世界の平和、安定、繁栄を守り、これを促す上で建設的な使命を担っている。両国は、未来に眼を向け、多くの分野における互恵関係を発展させ、両国やアジア、ひいては世界の人々に幸せをもたらしていくべきだ」と語りました。

 賈慶林議長はまた、「中日友好はあくまでも、両国国民の友好であり、中日関係の発展はあくまでも両国国民の力で促進されるものだ」とした上で、今回の世界華商大会と中日国交正常化35周年を記念するシリーズ活動の開催によって、両国国民が相互理解を一層深め、友好的感情を強め、中日友好を新しいレベルに引き上げていくよう期待しました。

 ところで、台湾の陳水扁当局はいま、「国連加盟のための住民投票」、「台湾名義での国連加盟の申請」などの台湾独立を実現させるための分裂活動を促しており、これは海峡両岸の平和情勢をひどく脅かしています。これについて、今回の世界華商大会に出席している台湾代表団の郭俊次団長は、「現在、台湾では『国連への加盟』、『国連への再度加盟』などの活動が頻繁に行われている。したがってわれわれ祖国を愛する企業家は勇気を出して、このような台湾を大陸から分裂させる活動に公然と反対しなくてはならない。さもないと、これは台湾海峡両岸の安定と平和、そしてアジア太平洋地域の安定した発展を損なうだろう」と述べました。

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