中国の胡錦涛国家主席は、7日シドニーで、APEC ・アジア太平洋経済協力機構第15回非公式首脳会議に出席した韓国、ペルー、パプアニューギニアなどの国の指導者とそれぞれ会談した後、8日には、インドネシアのヨドノ大統領と会談しました。
ヨドノ大統領との会談で、胡錦涛国家主席は「中国はインドネシアとの長期的かつ安定で、相互信頼、互恵共栄の戦略的パートナー関係の発展を重視し、共に各分野における協力を推進して行きたい。そして、平等互恵の原則を踏まえて、探査開発、クリーンエネルギーの利用、代替エネルギー、新エネルギーなどの分野における協力を積極的に進め、エネルギー安全を共に維持し、互恵共栄を実現させていきたい」と述べました。
胡錦涛国家主席はまた、「中国はインドネシアの影響力と役割を重視し、中国・ASEAN の戦略的なパートナーシップの健全な発展を引き続き推進させていくつもりだ」と述べました。
これに対し、ヨドノ大統領は「インドネシアと中国は良好な関係に結ばれており、より多くの中国の企業がインドネシアの経済建設に参加することを歓迎する」と述べました。(翻訳:董燕華)
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