ハリウッドの映画会社6社が、北京永盛世紀国際文化発展有限公司の作品に対して起こした一連の著作権問題に関する訴訟に対し、北京市西城区人民法院はこのほど一審判決を下し、永盛世紀公司に対し著作権を侵害しているDVDの生産を停止し、原告6社の経済損失合計19万2000元を支払うよう命じた。
20世紀フォックスなどハリウッドの映画会社6社は2007年3月26日、それぞれ西城区法院に、北京永盛世紀国際文化発展有限公司を被告とする著作権侵害訴訟を起こした。これらの映画会社は「ロードオブザリング」等の映画の著作権は中国の法律によって保護を受けるべきで、被告の北京永盛世紀国際文化発展有限公司は許可を得ず、営利目的でコピー商品を販売したことは原告のもつ著作権の侵害にあたるとした。
裁判官は「中国と米国はともに『文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約』の加盟国であり、ハリウッドの映画会社は同社の作品に対し著作権を持っており、その著作権は中国の法律で保護されなければならない」とした。(編集YT)「人民網」
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