国家版権局の閻暁宏副局長はこのほど「改革開放以降、中国における著作権保護事業は顕著な成果を収め、中国の経済成長に対する著作権産業の貢献度は次第に高まり、文化産業とソフト産業だけで著作権収入はすでに年間8千億元を突破している」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
閻副局長は先日開かれた「中国知的財産権保護ハイレベルフォーラム2007」で、「近年来、中国の著作権保護事業は顕著な成果を収めている。1995年から2005年までに各級の著作権行政管理部門は権利侵害案件5万1667件を受理し、海賊版製品4億6500万件を押収し、大陸部で不法光ディスク生産ライン231本を差し押さえた」と述べた。
このほかにも中国は、わずか10数年で、中国の特色があり、国際基準にも沿った著作権保護法体系を構築し、司法・行政両面からの保護を実現した。著作権保護は著作権産業の発展と国民経済の発展も促している。
閻副局長は「中国はまだ著作権産業の貢献率に的を絞った統計を実施してないが、文化産業とソフト産業だけでも、年間の収入は前者が3700億元、後者が4800億元と、計8千億元を超えている。中国の経済と社会の発展に対する著作権産業の貢献率は次第に高まっている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」により
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