中国の胡錦涛国家主席は29日北京で、オーストラリアのハワード首相と電話会談し、「中国側は今年オーストラリアで開かれるAPEC・アジア太平洋経済協力会議の非公式首脳会合で、気候変動問題にいかに対応するかについて話し合うことを支持するとともに、この話し合いが実りあるものであるよう期待している」と述べました。
この中で、胡錦涛国家主席は「気候変動問題は全世界の持続可能な発展だけではなく、全人類の福祉にもかかわっている。中国政府はこの問題を非常に重視している。来月の3日から9日わたって開かれるAPECの非公式首脳会合で、参加国が国連の『気候変動枠組条約』および『京都議定書』に定められている責任に基づいて、協議を通じて共通した認識に達することを願っている」と語りました。
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