中国建設銀行が26日明らかにしたところによると、同行のオーストラリア・シドニー市での代表事務所設立申請が、このほど中国銀行業監督管理委員会（銀監会）とオーストラリア当局の承認を受けた。ベトナム・ホーチミンシティでの支店設立申請も銀監会の認可を受けた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

　また同行は、香港特別行政区での機関や業務リソースの調整作業を基本的に完了させた。これにより中国建設銀行（亜洲）株式有限公司の資産総額は409億3300万香港ドル（約6094億円）に増加した。

　今年上半期、同行の大陸部支店は1万3千カ所を突破。このほか香港特別行政区、シンガポール、ドイツ・フランクフルト、南アフリカ・ヨハネスブルク、日本・東京、韓国・ソウルに支店を、英国・ロンドンと米国・ニューヨークに代表事務所を設立している。総資産をみると、同行は、中国建設銀行（亜洲）株式有限公司の100％の資産を擁するほか、中独合弁の住宅貯蓄銀行の株式の75.1％や建信基金管理公司の株式の65％を保有し、従業員数は約30万人に上る。（編集KS）「人民網日本語版」より