中国国家統計局の統計によりますと、今年7月までに、中国都市部での固定資産投資は5兆6000億元に達し、去年の同じ時期より26%上昇しました。
統計によれば、上昇幅の大きい産業は不動産業、炭鉱業、非鉄金属の採鉱・製錬産業となっています。また、電力や熱エネルギー産業が大幅な伸びを見せています。
投資過剰を防ぐために、政府は去年の第二四半期から、資金の貸付け金利を引き上げ、新規建設プロジェクトを審査するなどの一連の政策を実施しました。このほど行われた中国国務院会議で政府は、これからも引き続き、資金の市場参入基準の適用を厳格に行い、エネルギー消費と環境汚染リスクが高い企業の建設プロジェクトへの貸付けや土地提供を厳しく規制することを明らかにしました。(翻訳:トウ徳花)
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