国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、15日、ユーヨークで、「国連がイラク駐留国連支援団の任務を拡大することは、アメリカとイギリス連合軍がイラクでの駐在部隊を撤退することと直接のかかわりがない」と述べました。
パン事務総長は、「国連支援団の任務を拡大することは、イラクの安全情勢によるものである。国連のスタッフは、多国籍部隊に保護されることは非常に重要だ」と強調しました。
国連安保理が先週採択した決議案によりますと、イラク駐留国連支援団の任期を1年延長し、また、その任務を拡大します。この決議によって、支援団の上限が現在の65人から95人に上がります。(翻訳:任春生)
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