キルギスを訪問中の胡錦涛国家主席は15日、首都ビシケクで上海協力機構首脳会議に出席するためギルギス入りしたウズベキスタンやモンゴル、アフガニスタンなど各国の首脳とそれぞれ会談を行いました。
ウズベキスタンのカリモフ大統領と会談した際、胡錦涛主席は、「中国とウズベキスタンは、地域の安定維持において重要な力であり、長年、双方は安全分野で効果的な協力を進めてきた」と述べました。これに対し、カリモフ大統領は、中央アジアの平和と発展で果たしてきた積極的な役割に賞賛の意を表しました。
また、胡錦涛主席は、モンゴルのエンフバヤル大統領と会談し、今後、重大な地域問題や国際問題を含めた多分野での交流と協力を強化していきたいとの意向を示しました。エンフバヤル大統領は、インフラ整備や交通、エネルギーなどの分野での協力に期待を示しました。
さらに、胡錦涛主席は、アフガニスタンのカルザイ大統領と会談した際、「アフガニスタンの和平プロセスを支持し、アフガン政府と人民が選択した政治制度と発展の様式を支持する」と述べました。これに対し、カルザイ大統領は、アフガンの安定と繁栄に向け支援を続ける中国政府と人民に感謝の意を表しました。
このほか、胡錦涛主席は、この日、キルギスのバキエフ大統領、イランのアハマディネジャド大統領とも個別に会談を行いました。(翻訳:藍)
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