中国の胡錦涛国家主席は14日、キルギスの首都ビシケクで、キルギスのバキエフ大統領と会談を行いました。双方は両国の実務的協力を積極的に推進し、地域的平和と安定を維持し、上海協力機構の各分野での協力を推し進めることで合意しました。
胡錦涛国家主席は会談の中で、「中国政府は、キルギスとの善隣友好協力関係の発展を重視し、中国はキルギスとともに努力して、各分野での協力を拡大させていきたい」と述べた上で、「実務的な協力を積極的に推進して、大型経済技術協力プロジェクトでの進展を推し進めること。テロ対策での協力を強化すること。上海協力機構加盟国間の政治的相互信頼と協力を共同で促進すること」という3つの提案を示しました。
これに対して、バキエフ大統領は、「キルギスは中国と共に、両国の善隣友好協力条約と両国の10ヶ年協力要綱を実行していきたい」と述べました。
会談後、両元首は両国の善隣友好協力関係を一層深めることを盛り込んだ共同声明を発表しました。(翻訳:玉華)
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