イラクのタラバニ大統領とマリキ首相は5日、イラク最大のスンニ派統一会派「イラクの調和」に対し、連立政権離脱の決定を撤回するよう呼びかけました。
報道によりますと、タラバニ大統領、マリキ首相、それにマハディ副首相はこの日、バグダッドで当面の国内の政治危機について話し合い、マリキ政府を支持することで合意しました。そして、「イラクの調和」が提出した一部の「合法的で受け入れられる」要求を満足させることを確認しました。マリキ首相は、「現在、各派が協力する願いはまだ存在している」と指摘しました。
一方、「イラクの調和」のアブドラ報道官はこの日、「マリキ氏が『イラクの調和』の6人の閣僚の退職を断ったが、退職願を撤回するつもりはない」とする一方で、「『イラクの調和』はマリキ政府と対話することを拒否しない」との姿勢を示しました。(翻訳:周莉)
|