中国共産党の機関紙「人民日報」が2日論評を発表し、「今年に入って以来、中国の対外貿易は安定して成長し、市場もますます開放されている」と指摘しました。
この論評はまず、「今年上半期、中国の輸出入総額は9809億ドルで、去年の同じ時期と比べて、23%増え、年間の輸出入総額は2兆1000億ドルを突破する見込みだ」と述べたあと、「今年上半期、中国の対外経済貿易は外資導入の質を重んじ、貿易の構造を合理化させた。ここ数年の間、対外貿易の経済成長に対する貢献度は20%以上を維持しており、経済成長の牽引車的な役割を果たしている」と分析しています。そして、論評は最後に「上半期の経済貿易情勢は全般的に言えば、良好だが、矛盾や問題も存在している。際立っているのは貿易黒字が速すぎるスピードで増大することだ。このため、これを緩和させる積極的な対策を講じなければならない」としています。
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