今日(8月1日)は中国人民解放軍創設80周年記念日にあたります。中国共産党中央、国務院、中央軍事委員会は、北京の人民大会堂で、中国人民解放軍創設80周年祝賀および優秀軍人代表大会を開きました。中央軍事委員会主席でもある胡錦涛国家主席は、席上談話を発表し、人民解放軍が中国人民の解放事業、社会主義建設と改革事業、国家の主権、安全、領土保全面で果たした歴史的な功績を高く評価しました。
今日午前9時、退役した元軍人、陸海空三軍に所属する指導者と兵士、北京の各界の代表が人民大会堂に集まり、中国人民解放軍創設80周年を祝いました。
午前10時、中華人民共和国の国歌が流れる中、祝賀大会が始まりました。
席上、胡錦涛国家主席は談話を発表し、「創設以来80年間、人民解放軍は、全国の各民族のために尽力してきた。彼らは、民族の独立と尊厳、社会の発展と進歩のために奮起し、世界の平和や人類の発展事業にも重要な貢献をしてきた」と評価しました。
新しい時代において、国際情勢は全般的に安定してきたものの、平和と発展は依然として課題であり、決して平和な世界とは言えません。これについて、胡錦涛国家主席は、「国防と軍隊を強化する上で、科学的発展観を重要な指針にし、より高いレベルにまで引き上げる」と強調し、「世界における軍事面の新勢力と中国の発展の新しい要求をしっかり捉え、国防建設と経済建設が協調的に発展する方針を遵守すべきだ。また、国の経済力が高まる中で、国防への投入を増やし、そのレベルをさらに高めていかなければならない。さらに、国家安全と発展の方向性に適応する強大な軍隊を築き上げなければならない」と語りました。
現在、中国人民解放軍の所属者数は減少しているものの、80年の歳月を経て、その軍力は強化されており、革命化、近代化、規範化の水準も絶えず高まっています。これにより、中国の特色ある軍隊建設原則、戦略と戦術が確立され、多くの軍事的人材も輩出しています。
一方、今日の大会では、優秀な軍人も表彰されました。中国初の有人宇宙飛行に成功した楊利偉飛行士は、優秀軍人の代表として発言し、「優秀軍人の代表として責任を感じている。われわれは、党の指導に従い、人民に尽くし、勇敢に戦っていく。また、模範となるべき役割を果たし、軍隊の近代化建設、党と人民のために更なる貢献ができるよう尽力していく」と語りました。(翻訳:コオリ・ミン)
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