アフガニスタンの武装勢力タリバンの報道官は26日夜、「タリバンは韓国人人質問題を解決する期限を現地時間の27日昼12時に設定した。その際、交渉の結果によって人質の運命を決める」と強調しました。
この報道官は、「今のところ、これまで提案した8人の韓国人人質と8人のタリバンの受刑者とを交換し、そのあと、数回に分けて人質と受刑者とを交換することを希望する」と述べました。
これに対して、アフガニスタン・カズニ州の警察当局は26日早朝、韓国人拉致問題をめぐる交渉には、まだ詳細な点で問題があると発表し、内政省の高官も、タリバンが出した条件を考慮中だと述べました。
また、アフガニスタンのマスコミの26日の報道によりますと、タリバン武装勢力の新司令官マンスール・ダドゥーラ(Mansour Dadullah)氏は、アフガニスタン国内にいるあらゆる外国人を拉致対象にするという命令を下したということです。
(翻訳:東)
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