北京オリンピック用の50台の電動バスが、来年の上半期、試運転を終え、オリンピック期間中には、オリンピック村やメディア村、オリンピック中心区域などで運行されることになっています。
このオリンピック用バスの定員は、同じ規模のバスより少なく、運転手を含め26人です。燃料油を使わずに、リチウム電池を動力とするため、「ゼロエミッション」を実現できます。時速は80キロで、揺れが少なく、発進や停車する時も非常に安定しています。また、車内には最も先進的な運行モニタリングシステムを装備しており、運転中に、システムが自動的に採集したデータを指揮センターに送ります。センターはこれらのデータを通じて、車の場所や運転情況などをリアルタイムに把握できます。トラブルが発生しても、問題の発生原因を直ちに分析することができるということです。(翻訳:周莉)
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