中国北西部の甘粛省にある世界文化遺産・敦煌莫高窟(ばっこうくつ)を訪れる観光客は15日から、インターネットで見学を予約できるようになりました。敦煌研究院のホームページ(www.dha.ac.cn)に登録すれば、予約することができます。
敦煌莫高窟を保護し、観光客によいサービスを提供するため、莫高窟の管理部門は2005年7月から、電話での見学予約サービスを始めました。ここ数年の観光客の急増を受けて、今月15日から、予約の方式を電話からインターネットへと切り替えたものです。
敦煌莫高窟は、1600年あまりの歴史がある仏教遺跡で、異なる時代の洞窟や壁画が数多く保存されています。1987年にユネスコ・国連教育科学文化機関の世界文化遺産に登録されました。(翻訳:鵬)
|