中国を侵略した日本軍が南京で行った大虐殺の真実を描いた記録映画「南京」が、10日、南京で上映されました。南京各界の数百名の観客は映画を鑑賞した後、「この映画は、殺害された30万同胞の霊を慰めるものであり、また歴史を歪曲しようとする日本右翼への最も良い反撃でもある」と感想を語りました。
これは、ビル・グッテンターグ監督が、アメリカの中国系作家アイリス・チャン(張純如)氏の遺作「南京大虐殺」を映画化したもので、西側の人の目から南京大虐殺をリアルに再現しました。
中国南京大虐殺遭難同胞記念館の朱成山館長は、映画を鑑賞した後、「この映画は、当時の侵略日本軍兵士、南京大虐殺の生存者、外国人の証人を起用したほか、写真、映像、生存者のインタビュー、経験者の日記などを通じて歴史を再現した。非常に説得力がある」と述べました。(翻訳 朱丹陽)
|