中国国家測絵局(測量局)は、9日、このほど摘発した日本人による不法な測量事件を発表しました。
今年3月、数人の日本人は、新疆ウイグル自治区で、生態環境の変遷を考察することを口実に、不法に地理座標などのデータを収集しました。同じ3月に、ある日本の会社員は、上海市内のメーン大通りで、ナビゲーション用ソフトウェアをテストしました。また、江西省では、やはり何人かの日本人が、考古学研究を名目に、測量活動を不法に行いました。これらの活動は、中国の国土安全を脅かしています。関連部門は、これらの人に対して、測量道具とデータを押収したうえ、罰金を課しました。
この一連の事件に対して、中国国家測絵局(測量局)は、中国を訪れる外国の組織と個人は、「中華人民共和国測絵法」と「外国の組織と個人の中国での測量についての暫定方法」を守るべきだと改めて強調しました。(翻訳:任春生)
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