NATO・北大西洋条約機構のマンソ報道官は、9日、「NATOとアメリカのミサイル防衛システムが連結する可能性がある」と、強調しました。
これについて、マンソ報道官は、「現在、NATOはアメリカのミサイル防衛計画を検討中で、その防衛範囲はすべてのEUをカバーすることを希望する」と述べました。
アメリカがチェコとポーランドにミサイル防衛基地を設置することについて、マンソ報道官は、「その交渉は、チェコとアメリカ、ポーランドとアメリカとの二国間の問題で、NATOのほかのメンバー国と関係ない」と指摘し、「アメリカのミサイル防衛システムをNATO全体の枠組み内に取り入れたと簡単に断定できない。NATOは自分の需要を踏まえて、アメリカと協力するかどうかを決める」との考えを示しました。
(翻訳 朱丹陽)
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