中国国家情報センターの祝宝良シニア・エコノミストは、「今年上半期、中国のマクロ経済は依然として安定的で速やかな成長を保っている」と語りました。
祝宝良氏は、「今年に入って、世界経済の伸びは遅くなったが、中国の経済に大きな影響を与えなかった。投資や消費、輸出入などは依然として伸びており、都市部と農村部住民の所得や財政収入、企業の経営所得は急速な伸びを見せている」と述べました。
祝宝良氏はまた、「現在の中国の経済の伸び率はやや速いが、まだ過熱状態には至っていない」とした上で、「中国の経済発展には、国際収支の不均衡状態、省エネと温室効果ガス削減など、いくつかの難問が存在している。今年に入って、中国政府は、経済成長が『やや速い』から『過熱』になることを防ぐため、一連のマクロ経済をコントロールする措置を取った。下半期の国民経済も好調で、予測どおりに順調に発展していく見通しだ」と述べました。
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