中国の中央銀行である中国人民銀行の易綱総裁補佐は11日、北京で「中国のマクロ経済のアンバランスをなくすことは、各方面の努力が必要である」と述べました。
易綱総裁補佐は、「中国の労働力や土地などの生産要素の価格はここ数年、絶えず向上し、人民元為替レートの仕組みは柔軟性を持っている。これらのことは、中国の市場経済が貿易黒字などマクロ経済のアンバランスに反応を起こしたことを物語っているが、中国経済が直面している問題を根本から解決するには、通貨政策の調整だけに頼らず、消費拡大、輸出奨励、産業構造の改善などの努力が必要である」と述べました。(陳翻訳)
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