アメリカと韓国は、6月30日、ワシントンで米韓自由貿易協定に調印しました。これは、アメリカにとって、1994年発効の北米自由貿易協定以来の大型経済協定となりますが、最終的には議会の批准が必要とされます。
協定について、アメリカのブッシュ大統領は、声明を発表し、「この協定は、アメリカの農業や製造業、サービス業の輸出拡大に有利で、国内経済と就職の改善を促す」とし、議会に批准するよう呼びかけました。
この協定によると、今後3年間で、アメリカと韓国は95%の消費製品と工業製品の関税を徐々に撤廃していきます。協定が発効すると、アメリからの農産物の3分の2が無関税で韓国に輸入され、アメリカも排気量3リットル以下の韓国産自動車の関税を撤廃することになります。(翻訳:李軼豪)
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