中国の胡錦涛国家主席とスペインのホァン・カルロス一世国王は26日北京で会談し、二国間関係の内容を一層充実させ、両国の全面的な戦略的パートナーシップを新たなレベルにまで引上げることで一致に達しました。
席上、胡錦涛主席は、「中国側はスペイン側と共に努力し、双方が達成した重要な共同の認識事項と"中国スペイン共同コミュニケ"が定めた各任務を確実に実施し、互いに関心を寄せる重要な国際問題で密接な意思疎通を続け、相互に協調し、協力を行い、両国の経済協力と貿易、及び経済技術協力を一層深め、特に電信、環境保全、再生可能なエネルギーなど分野での協力をよりよく強めいていき、両国の人文分野の交流と協力をもよりよく行っていくべきだ」と述べました。
これに対しホァン・カルロス一世国王は、「今度の中国訪問が両国の全面的な戦略的パートナーシップを深め、より幅広い協力分野を切り開き、中国側との経済協力と貿易が強まり、双方の国際問題と地域問題での協力が強化されるよう期待している」と語りました。
ホァン・カルロス一世国王は胡錦涛国家主席の招きに応じ24日から中国を訪問していたものです。
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