このほど北京オリンピックメディアセンターで行なわれた記者会見で、北京市の吉林副市長は、オリンピック期間中、北京市は一部の車両に使用制限を実施するほか、工事現場の作業をやめたり一部の企業を閉鎖したりする措置を取ることを明らかにしました。
吉林副市長はこの中で、「去年、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの期間中、北京市は政府や企業などの49万台の車を使用制限にしたほか、多くのマイカークラブや環境保護組織も自発的にキャンペーンを行って、40万台の車の使用をやめ、都市部の交通量を大いに減少させた。北京市の実情やオリンピックを開催した都市の経験から見ると、一部の車に使用制限を出すことは交通量を減少させるための効果的な方法だ。また、大会期間中、地方からのトラックに対する管理を強め、建設現場の作業をやめることによって、ほこりなどによる空気への汚染を軽減させたい」と語りました。(06/04 翻訳者:劉叡琳)
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