ロシアのプーチン大統領は5月31日、モスクワで開かれた記者会見で国際秩序の一極化と国際政治における一国主義を厳しく批判しました。
プーチン大統領はこの中で「世界はすでに変化が起きており、一部の国が一極化された世界を作ろうとし、また自分の意思を無理矢理ほかの国に受け入れさせようとしている。また時には国際関係と国際法の基準を損なうことも敢えてする。国際問題を解決するために、このような政治的な合理性というやり方で国際法の基準に取って代わろうとすることは有害であり危険だ。こうした独裁主義と帝国主義と変わらないやり方に対して、ロシアは断固として反対する」と述べました。
プーチン大統領はまた「ロシアは軍事能力を整備し、アメリカとの戦略的なバランスを維持していく」と警告しました。(06/01 翻訳:殷絮)
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