数日間連続で株価が上昇していた上海・深セン両証券取引市場で30日、下落が見られた。上海・深セン両指数の下げ幅はそれぞれ6%を超え、多くの銘柄がストップ安となった。一方、両市場の取引額は初めて4100億元を突破した。
上海総合指数は前日の終値より247ポイント低い4087.41ポイントで始まった。その後、一時は急速な上昇を見せたものの、午前10時以降には下降をはじめ、前日比最大で320ポイント下落、最終的に4053.09ポイントで引け、前日比下げ幅は6.5%だった。深セン成分指数は前日比最大で1000ポイント下落し、最終的に12629.40ポイントで引け、下げ幅は6.15%だった。
このほか同日発表された証券取引印紙税率の引き上げについて、関係者は、「取引コストが上がり、投資家の心理に短期的に影響を与える」としつつも、「長期的に見れば、頻繁な売買を行う短期投資の抑制につながり、投資家の理性的な投資観念を促進し、資本市場の長期的かつ健全な発展にプラスとなるだろう」としている。(編集SN)
「人民網日本語版」より
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