胡錦涛国家主席が24日、中国を訪問したドイツのケーラー大統領と会談し、双方は、各分野での交流と協力を強化して、中国とドイツの世界的責任はあるパートナー関係を新たなレベルに引き上げていくことで同意に達しました。
胡錦涛主席は、その際、両国の往来を強化し、平等と相互信頼の政治関係を深め、互恵を踏まえた共栄の経済協力と貿易を拡大し、文化、教育など分野の協力を広め、協議を密接にし、相互に協力して多角的な枠組み内での国際協力を推し進めていくよう提案しました。
胡錦涛主席は、2007年から2010年までのドイツの中国での一連の文化活動に援助を提供したいと表明しました。
これに対しケーラー大統領は、中国経済のこれまでの発展を高く評価したあと、「ドイツは中国側との対話を強め、相互信頼を深め、双方の文化、観光など分野の協力を強化していきたい」と述べた上で、一つの中国の政策を堅持していくとのドイツ政府の姿勢を改めて強調しました。
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