胡錦涛国家主席は15日北京で、「中国側はロシア側と協力し、『国家年』イベントの実施を契機に、善隣友好関係を深め、実務的な協力を強め、両国の戦力的パートナーシップの発展を共に促していく」との姿勢を表明しました。
これはこの日北京で、ロシア国家会議のグリズロフ議長と会見した際述べたもので、胡錦涛主席は、両国の立法機関の協力に触れ、「中露双方は、それぞれの職能の特徴と強みを充分に発揮し、二国間協力の法的基盤の健全化を進め、二国間協議の実施を監督しなくてはならない。また、双方の関係者のもつ幅広い代表性と豊かな専門知識の特長と強みを十分発揮し、両国の各ルーツ、各分野の友好往来を絶えず促してゆき、両国の友好層を絶えず増やし、中露間の友好事業を子々孫々継続していくべきだ」と述べました。
これに対しグリズロフ議長は、「当面、露中関係の発展はこれまでにないレベルにまで発展している。ロシア側は中国側と共に、両国の各分野の実務的協力を共同で促していく」と述べました。
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